最近のランニングとか

時が経つのははやいもので
仙台国際ハーフマラソンから早くも3週間。

参加賞と記録証が届きました!

タオルとエコバッグ?

 

記録証

 

甦るホヤぼーや

これは現地で買ったホヤぼーやティッシュケース!

 

 

そして8月の北海道マラソン

www.hokkaido-marathon.com

 

に向けて5月は何をしてたかというと、

基本はジョグ。
週末に30k走したり。

ちょっと気を抜くと㌔5がキツくなる

 

 

 

そして先日の日曜日は
りるさん企画@御殿場口新五合目峠走に参加。
メンバーは


りるさん、
いとーさん、
ワタシ、
おーい、ずんさーん!

前回の上日川峠で痛い目にあったのもすっかり忘れて
事前にりるさんより難易度相談されたのに
どうせなら長い距離やりたいなんてオーダーをだして。
ズバリなコースをデータベースから抽出していただいた結果がここ、御殿場口新五合目峠。

これによると距離、斜度ともに前回の上氷川峠よりはマイルドなはずなのだが、
いやいやどうして。

気温のせい?
ズンさんがいないせい?

峠のくせにほぼまっすぐ登っていくコースなので、
つまり前が、
つまり絶望が見通せてしまうわけで。

前回同様しんがりから2人を追う展開で。
どんどん離され単独走。

 

もう最後の500mは走るより歩いた方が速いんでないか。
気を抜くとくだっていきそうになるので
必死で脚を前にだすんだけど、歩幅=足のサイズ

ゴール付近で先に到着してるりるさんの檄をいただき、
半泣きしながらようやっと到着。

も、雨もパラパラ降ってきたので、いそいで撤収。

くだりはくだりでキツイけど目の前に箱根の山々が見えたりして気持ちよくて。

完全にエネルギー使い切ってゴール。

ん?

りるさん来ませんね。
後で聞けば完全にエネルギー切れで
レッドブルを探して這いつくばってたらしい。

アフターも含め、おっさん3人のいい日曜日でした。

 

 

 

そして、水曜日といえば、
この人。

ooi練@海の公園
こちらは水曜日だというのになぜか8人のオトナが横浜のさらに先、
八景島の方の公園に集まり。

大丈夫か⁉︎ニッポン

 

気合のジョグ16km(笑) もう、完全にアフターのBBQ目的。

何度もいうが水曜日



海はキラキラしてて、
風は穏やかで、


ブルーシートで熟眠も止むを得ない

青空宴会サイコーです!

 

ooiさん、事前に準備してくれた皆さん、 ありがとうございました😊

 

 

 

それから、ランオフ3daysを挟んで万全の体力で挑んだ本日の30km走、

まさかの15kmでダウン。
なんでしょうね。
暑さもあるんでしょうけど、
少し心配になるほどの落ぶり。
りるさん峠走の時も、キツかったし。



6月は練習の強度を少しずつ戻して様子をみてみよう。

 

 

 

今後のレース

日曜日、久しぶりに地元のランクラ練習会で30km走。
4:30ペース /kmか
5:00ペース /kmかで悩んで
仙台ハーフの疲れも考慮(いやいやいや、もう1週間経ってるぞ!)して後者でスタート。

最後5キロはフリーペース、
この区間でさえも4:30ペース を保てず。
シューズはペガサス37なので、
カーボンシューズなら4:15くらいは出てるはず(なわけない)。

今回も最後2キロは泣きながら走ったので満足です。

KM ペース GAP 標高
1 4:55 /km 4:53 /km 4 m
2 5:01 /km 5:00 /km 3 m
3 5:02 /km 4:41 /km 3 m
4 5:01 /km 5:00 /km 4 m
5 4:58 /km 4:57 /km 3 m
6 4:59 /km 5:00 /km -4 m
7 4:57 /km 4:57 /km -3 m
8 5:04 /km 4:47 /km -4 m
9 5:01 /km 5:02 /km -4 m
10 5:03 /km 5:03 /km -2 m
11 4:43 /km 4:42 /km -2 m
12 5:00 /km 5:01 /km -4 m
13 4:56 /km 4:56 /km -1 m
14 4:58 /km 4:59 /km -3 m
15 4:53 /km 4:56 /km -5 m
16 5:01 /km 4:55 /km 7 m
17 5:02 /km 5:01 /km 2 m
18 5:01 /km 5:00 /km 3 m
19 5:00 /km 5:01 /km -2 m
20 4:57 /km 4:53 /km 6 m
21 4:57 /km 4:55 /km 4 m
22 4:58 /km 4:57 /km 3 m
23 5:00 /km 4:36 /km 3 m
24 5:00 /km 4:58 /km 3 m
25 4:57 /km 4:55 /km 4 m
26 4:37 /km 4:38 /km -4 m
27 4:29 /km 4:30 /km -3 m
28 4:32 /km 4:12 /km -3 m
29 4:31 /km 4:31 /km -3 m
30 4:35 /km 4:37 /km -4 m

発表!今後のレース予定

共に遠征。

今年参加できたレースも ・長野 ・仙台 と、遠征続きで出費が嵩む 汗

なので、富山マラソンは同日開催のちばアクアラインマラソンにしようか悩んだのですが、 目玉のアクアライン海上なだけに強風の可能性大だし、 アップダウンも激しいので記録は狙えなそうなのでやめました。 かつ大会概要には以下の一文が。

※強風等で、東京湾アクアライン橋梁部が走行不能と実行委員会が判断した場合は、強風時短縮コースで行います。マラソンは、チャレンジラン31.4km、 ハーフマラソン車いすハーフマラソンは、チャレンジラン10.3kmのコースに変更します。

31.4kmのレースを楽しめる自分が想像できない。。

ご一緒される皆さん、よろしくお願いします!

 

 

【レースレポ】仙台国際ハーフマラソン2022

ようやっと走れた仙台国際ハーフマラソン
奥さんとの小旅行も兼ねての仙台入り。

ホテルではホヤぼーやがお出迎え



早速レースレポ行きます!

スタート前

待ち合わせの8時には間に合わないなあ、ライン入れようかな?なんて思ってるところで
ちょび「忘れ物したんで8時半くらいになります」。


なので安心して遅刻して(それでも5分くらい?)
愛媛のコウ(みきゃん)さん、初めまして〜。
けんちゃんさん、お久しぶりです〜(ついこの間長野であったわ)。


着替えたりモルテン飲んだりしてわちゃわちゃしてたらそのうちちょびさん現れる。


けんちゃん「何を忘れたんですか?」
ちょび「シューズ忘れました〜」
一同「え!」


もうこの時点でちょび風味が全開で。
オシッコして荷物預けて、ほぼ定刻に整列。





コウ(愛媛/みきゃん)さんは、前の方に、ちょびさんは最後方。
けんちゃんさんと並んで整列している脇の歩道を招待選手たちがアップしているのをみて、
けんちゃんさんが選手の説明をしてくれるけど、
前田選手以外ほぼ分からなくて、リアクションできず申し訳ない気持ちになりました。
勉強します。


そしてオシッコしたいおじさん二人はモジモジしながら号砲を待ちました。

オシッコしたいスタート前のおじさん2人



スタート〜5km


ロスタイム21秒。
初めの1キロは予想以上に渋滞。
「何事も平常心」がリングネームのワタシはジグザクと縫う様に走るランナーを横目に、
「あーゆーのはココロの余裕がなくて嫌だね」。
なんてつってGarminみたら5:00/kmペースになってて、
慌ててジグザクに走りまくって疲れる。
次の1kmで挽回すべく奮闘するも3:54/kmペース。
早々に呼吸はキツくなってきたけど、そもそもこのペースはほぼ閾値走に値するんでやむを得ない。
レースマジックで乗り切る所存であります。



6km〜10km


このあたりでカフェイン摂取するつもりだったんだけど、
今回は封印。なぜなら、


スタート前からずーっと、
オシッコしたい。


ここでカフェイン摂取したら尿意が暴走、
失禁は免れない確信があって、
でもオシッコだったら給水の水をこぼしてランパン濡らしちゃったていで行けるかも?(←冷静に考えばイケない)
とヨコシマな考えが脳裏をかすめるも、
それにしても沿道の声援が多いのが気になる。
しかも女子高生っぽいボランティアの数もハンパない。
仙台は大都会(田舎の大会なら良い、というわけではないが)。
その辺りを勘案して今回カフェインは諦める。


この区間、今回の旅のお供、嫁ちゃん(Lv52)の声援を受けて、奮起。
青葉通から大橋を渡り仙台城跡を経て定禅寺通へ。
この辺りがこのコースの山場ですかね。
レースじゃなければ本当に気持ち良いジョギングコースなんだろうな。
なんて思ったりしながら前半終了。


折り返しの定点カメラに遠慮がちに両手をあげて走ってる姿を、
応援ポイントをここに移動してた嫁ちゃん(Lv52)にみられてて、
気恥ずかしい思いをすることになる。



11km〜15km


10km付近の目立たなすぎる大迫さんの激励(水分とりましょうとか言ってた)で、
特にペースが復活するわけでもなく、どんどん抜かされて、
このあたりは精神的にキツかった思い出。


と、そこへ救世主、けんちゃん登場!!!
けんちゃんは言わずと知れた「後頸骨筋腱」のけん。


シューズ円陣の際も不安を口にされていたので、
とっくにジョグに切り替えているか、あるいは
タクシーでアフター会場に向かっているかしてると思ってたところで後ろから
「ナコラマさーんやっと追いつきました〜」って声をかけられて思わず
「おおおおおーーーけんちゃーん」
って自分でもビビるほどの大声を上げてしまい、周りの空気が変わった。


12km以降、けんちゃんの勢いに乗っかってペースアップ。
いやらしい程わかりやすくペースが回復してるw
なんとなく出来上がった集団とも別れてけんちゃんと併走。



16km〜ゴール



この併走は実に楽しかった。
お互い呼吸はあがってるけど、ここは引き合ってゴールしたい、と勝手に意欲をもやし
「強気でいきましょう!」ってイキって言ったワタシが坂で撃沈。


けんちゃんの姿は徐々に遠ざかりここまでか!って
諦めかけたところで後ろから、10km過ぎまで乗っていた集団がきたので、
行けるところまでこの集団で行こうと再乗車。


直後に愛媛のコウさんと2度目のスライド。
ラマ「コウさーん、ガンバー」
コウ「○%&×△○=#%$%&×△!」
とスライドでやるには長すぎる呪文の様な声援を頂いた気がするのですがなんだったのでしょうか。
でもありがたい。なんでも今はありがたい。


後方から来てるであろうちょびさんをスライドで探す気力もなく(ごめんなさい)、
亡霊の様に集団に食らいつく。
20kmを超え、最後のカーブを曲がる。集団のペースが上がる。
落ちゆく人にもココロで激励。


と、左に視線を向けると見覚えのあるオレンジ(みきゃん)色のTシャツのコウさんが沿道脇のフェンスからスマホで撮影&応援!
早過ぎるww
ゴールして、参加賞もらって手荷物受け取って即、応援!?
アザース!


スタジアムの青いタータンが美しい。
ここでようやくなぜこのスタジアムの名前が「弘進ゴム アスリートパーク」なのかに気づく。
トラック最後の直線、撮影されていることを存分に意識して
それらしいポーズをかましてゴール。

 

この後すぐ、二人でトイレに直行

 

おしまい

 



子供の日は結婚記念日(25年も結婚してんのか、ワシ)

さあ、日曜日は仙台国際ハーフマラソン

けんちゃんさんから陣地の告知がありましたね。

kenchan-run.hatenablog.com

けんちゃんさん、ありがとうございました!

けんちゃんさんの評価でワタシはLV:52の高評価。なので85分切り、行くしかありませんね。(と思ったら52は年齢だったw)

楽しみですね〜





話は変わりますが。

先日の峠走に於いて、バッグの大きい人がいて、それはワタシなんですけど、

 

SALOMON 20ℓ(通勤ランで使おうと買ったものの一度も通勤ランしてない)


 

中はウィンブレとペットボトルとパワーバーだけなのだが、持っているバッグがこれしかないのでしょうがなかったわけで。

でも次回の峠走もきっとあるだろうし、トレランもして見たいな、なんて思ってるので、 買っちゃいました。トレランバッグ。

じゃーん。

UD Race vest 8.5

 

前後!

 

走ってるところ!

 

飲んでるとこ!ちゅーちゅーペロペロ

フラスクが2個付いてる!

夏はこれでLSDもできるな。
やる気次第で(^◇^;)

 

 

 

 

4月の振り返りとか仙台国際ハーフとか

4月のレースだけど気持ち的にシーズン最終戦長野マラソンに向けてのテーパリングとその後の疲労回復のためのランオフ4日(長めw)があったので総距離208.31km(閾値走は一回5km、ペース走は二回計30キロ)

 

コンディション的にはまあまあだったけど、気温が暑かったり寒かったりしてモチベーションは落ち気味でした。

長野マラソンに向けても「どうせ暑くなるんだから」ってスタンスででちゃんとトレーニングできていなかったですね。

・りる@High練@駒沢公園(4月2日土曜日)
長野マラソン(4月17日日曜日)
・りる企画 峠走第一弾@上日川峠(4月29日金曜日)

などのイベントにも参加させてもらい充実した4月でしたね。
憧れの駒沢公園ランも、峠走も初体験。

両方とも一人でやるにはハードルが高く(駒沢は一人で行けるだろ!って向きもあろうかと思いますが、多摩川上流の住人にとって二子玉川以西はアウェーw)、誘ってもらって感謝です。

りるさん、ズンさん、いとーさん、ありがとうございました!

二宮金次郎走法

 

おじさんの遠足


そして本日、峠走からのランオフを挟んでジョグしてきました。

本当は仙台国際ハーフマラソンの1週間前の日曜日なので、ペース走10kmをやりたかったのですが、先述の峠走の筋肉痛が酷くジョグが精一杯。間の1キロだけ刺激入れ。

走り始めてしまえば筋肉痛もそんなに感じないのでペース走やっても良かったかもしれないですね。

いよいよ仙台国際ハーフマラソン

5月8日(日)は仙台国際ハーフマラソン

www.sendaihalf.com

2020年、2021年大会共に中止となり、満を侍しての大会となりました。

とは言っても正式大会名は「仙台国際ハーフマラソン 2022 チャレンジレース 」で大会名に実施回数は付せず、2022チャレンジレースと付け加えることで本流大会とは一線を画した扱いのレースになる様です。

※これは記念すべき30回大会を正式な形で開催したいというスケベ心の表れと見た!

そんなことはどうでもよく、けんちゃんさんが企画してくれる、であろうアフターを楽しみにしています!(本当にすいません!)

で、どう走りますかね。>

久しぶりにVdot計算機でフルのベストを入力してハーフの予想タイムを確認すると、

1:25:56

は体感的にも納得のタイム。

が、しかし、先日の長野マラソンのハーフ通過タイムの

1:29:52

を考えると予想タイムは「置きに行ってる」感じがしてくるわけで。

なので切りよく04:00/kmペースで85分カットを目指そうと思います!

目指せ!Breaking 85!(←言いたかっただけw)

参加されるみなさん、よろしくお願いします!

 

 

【レースレポ】長野マラソン

レースからアフター(もちろんコーラ)を経てクルマで東京へ戻ったわけですが、 この4時間のドライブがキツかった。
眠気を飛ばすためにレース以上に摂取したカフェイン効きまくってヤバイ目になってましたw。
次回は新幹線にしよう。

 

さてさてレースレポ!

スタート〜10㌔

 

Bブロックスタート。
シューズ円陣して、トイレや荷物預け。
何度やっても最後はギリギリになってしまう。
整列の案内があってから10分ほどしてから急いでスタートブロックに向かう。
幸い、そんなに出遅れた感じはないけど、ねぇさん、ブラザーさんはだいぶ前の方に並んでいるのを確認。
この時期のマラソンは整列中に寒くないのが良いですね。
りるさん、Highさん、けんちゃんさんと横並びになって号砲を待つ間も少しずつ気温が上がってきた。
On Your Mark!

ロスタイムは14秒。
スタートの直前にもけんちゃんさんに、415㌔ペースが上限、それからちょっとこぼれてもOKな展開、なんて言ったのに、2キロ目でいきなり飛ばし過ぎ。
その後もペースを当初の予定に戻すこともなく、気持ちよく走り抜ける序盤。
久しぶりに沿道の声援を受けて走る喜びを噛みしめながら。
特に善光寺の参道っぽい道は一直線に伸びる沿道の左右に多くの人が並んで応援してくれてテンション爆あがり。
10㌔地点でChallengerのジェル梅味とカフェイン摂取。
大幅にオーバーペースのまま序盤10㌔が終了。

11㌔〜20㌔

 

前日受付会場のビッグハットに接する大通りや、田畑が広がる牧歌的な道を抜けると、最初のスライド地点。
スライド区間は2.5kmくらい。
誰かとエール交換できるかと期待してセンターライン近くで走っていたらブラザーさんがトレードマークのちょんまげでやってきたので大声で「ガンバー!」とかなんとか。
エムウェーブというアイススケート競技場をグルリと回ってふたたびスライド区間の復路に戻る。
ペースはだいぶこなれてきた模様。
毎度の様にこのあたりまでは無敵感が満載だ。
20㌔地点でモルテンの黒。

21㌔〜30㌔

 

五輪大橋、を超え、広くてきれいに整備された真っ直ぐな道に出る。
この辺りも雪化粧した山並みが遠くに見える。
キレイだなあ。なんてまだ余裕あり。
折り返し地点に向かう2回目のスライド区間で最初にHighさん、腰は大丈夫そう。
次にりるさん。いい感じの集団の中で踏ん張ってる感じ。
でかい声で2回名前を呼ぶも無反応。シカト??まあ良い。
復路でけんちゃんさんとスライド。
笑顔!うん、元気そうで楽しそうだ。
こっちまで楽しくなってくる。
まだまだ苦しくはないが、25㌔あたりから残り距離数を計算する様になった気がする。
それでも35㌔から少しペースアップできる様に今は体力温存しようとか考えていた様に思う。
25㌔地点でカフェイン、 30㌔地点でMEITAN。
補給は完了。
後は走るだけ。

31㌔〜40㌔

 

ラップペースは徐々に遅くなってるけどこれは体力温存のため、と言い聞かせたが、 実は疲れが出てるだけというのは本人が知っている。
同じ出力で走っていてもペースが落ちているのは絶望でしかない。
でも粘ればなんとかいけるはず、 ネットタイムでならこれからペースアップできれば行けるかも?
とか少し焦りながら走った区間
序盤のオーバーペースをうらみたくもなるが、 それはレース終わってからにしよう。
ペースアップするのは残り2㌔でも良いか?
なんて弱気の方に戦略修正したりして。
通ってきた高速道路の脇道を右に回り、 女子中学生?高校生?たちによる一際大きなの黄色い声援が聞こえるトンネルを抜けて小高い堤防?の道に出ると 目の前には本当にキレイな風景が。
桃源郷感ハンパない。
ガンダーラですか?
東京の桜並木って過剰すぎて好きになれないけど、 この川辺の農村風景に咲く桜はキレイだなあ。
手前には黄色い菜の花、遠景には山。
その風景にニヤついたら少し楽になった気がする。
橋を渡って反対側の川辺の道からは向かい風。
気温も上がってきた。
36㌔以降の不甲斐ないラップはその影響もあるけど、体力的にもギリだ。
そんな中、沿道にペタッと座って応援してくれるおじいちゃん、おばあちゃんに子供、孫がいたり、 あー、日本昔話ですか? 「ほれ!頑張れっ!」とか言ってくれるんだよね。
川辺とオサラバして、いよいよラスト。

41㌔〜ゴール

 

ゴールに向かう最後の直線。
沿道の応援は途切れることなく続く。
給水のスタッフも大声で声援してくれる。
向かい風区間が終わって少し楽になったが、もう限界まで頑張った。
結局ラスト2㌔さえもペースアップどころではないしサブスリーは難しそうだ。
最後はジョグしてゴールもありかな?
なんて弱気が出たところで、スタート時から同じ様なペースで走ってる女性ランナーさんがラストスパート。
強い! でも呼吸はこの上ないほど苦しそう。
あの状態でスパートかける精神力に感動して思わず「ラスト!ガンバ!」
それを見てジョグの選択肢は無くなった。
最後まで苦しもう。
とにかく必死で脚を動かすだけ。 ゴールのスタジアムが見えてきたけど、なかなか近づかない。
苦しいけど、沿道の声援に応えると少し楽になるのでどんどん声出し。
コールアンドレスポンス的な? スタジアムに入る。
42㌔の距離表示。
カフカの人工芝がシューズの反発を吸収するw
お兄さんランナーが泣きそうな呼吸音でパスして行く。
もう追えない。
「ラスト!ガンバ!」
ゴールが迫る。
ボランティアの人たちが声援。
Qちゃんがナンバーと名前を読んでくれる。

あぁ今回も楽しかった!!

ゴール!!!!!!!!!!

レース終えて1日経っても、思い出すとニヤニヤしちゃいます。目標達成できたわけでもないのに何故が多幸感。この感じ、走ってない人(例 うちの嫁)とかに説明できないのがもどかしい。
だからアフターは最高に楽しい。

白状すると、これまでマラソンサイトのレビューにある 「沿道の応援がチカラに」とか読むと、なんか白々しさを感じてた(性格悪っ!)のも正直ありました。
コースも、何も公道に拘らなくても良いと思ってたし。
むしろ公園とか河川敷の周回コースの方が正確にラップが刻めるとか。

今回2年以上ぶりに公道でのレースを走って、その声援とか、運営とかボランティアの人たちに素直に感謝しました。
もちろん要因は当日の天候だったり体調だったりもあるとは思いますが、
曲がるたびに変わる景色とか、手作りの横断幕とか、バンドの演奏とか、おばあさんの掛け声とかに泣きそうになりました。
「走りに来てくれてありがとう」 ってメッセージを見たときは、我慢できませんでした。

コロナ禍で、たいして儲かろうはずもないマラソン大会を開催するなんて、相当覚悟がないとできないはずです。
増えるのは手間と苦情ばかりでしょう。
沿道に繰り出してくれた人の中にも諸手を挙げて賛成、という人ばかりではなかったはずですが、 それでも折り合いをつけて応援してくれてるんだろうと、実感できました。

こんな時代に、久しぶりに胸のほっこりする経験をした51歳の春、でした。



長野マラソン
サイコーかよ!