柴又100k完走しました①

13時間7分19秒

今は完走できた喜びと、目標だったサブ10には全く届かない結果になった悔しさが半分ずつ。

さくっとレポ行きます。

柴又に来たもの初めてかも

 

最寄りの私鉄では始発でもスタート時間ギリギリなので、奥さんに車でJRまで送ってもらい、電車の中でこれまた奥さんに握って貰ったおにぎりをパクつきながら柴又に到着したのがスタート40分前の5:50ごろ。

10分ほど歩いて現地に到着。荷物預けがスタート15分前なので、ゆっくりしている暇はありません。急いで着替えて荷物を預けてスタート5分前にトイレにいこうとしたら長蛇の列だったので諦めてスタートブロック。とは言っても整列している感じはなくて、前に行きたければスタートライン直後まで行けてしまうゆるさ。知り合いのランナーさんがいたので少しお話してたらあっという間に号砲!

作戦としてはぼんやりですが、気温が高くなる前に㌔5:15くらいで距離を稼いで、中盤は㌔6:00で。終盤の苦しいところで前半で稼いだバッファを使い切ると言う感じ。

その作戦通り調子良く30kmまでは何事もなく、無心に進む。河川敷なので眺望は広いのですが、特筆すべきものは何もなく。

所々に沿道の人が応援に来ていたりして、積極的に応答して単調なペースに飽きないように工夫してましたかね。

そしてここまでのエイドも全て完食(塩飴1個取り損ねた)。バナナ1/3、バームクーヘン2かけら、ドーナツ、そして蕎麦。

これも食べたいと言うよりも単調なペースにアクセントが欲しかったと言うくらいの意味合いでした。

異変はその蕎麦を食べたあたりでしょうか。

流石に蕎麦はスルーしようと一度は通り過ぎたのですが口の中が甘くなってたので戻っていただきました。身体も暑くなってきたので冷たい蕎麦はいかにもうまそうでしたし。

なのが、どうもなかなか喉を通らず。

「あれ??疲れてる?」

40km走は楽ではないけど、このペースだったらそんなに負荷も高くないはず。

25kmくらいから気温も上がってきている実感もあったので、暑さにやられたのかもしれません。

ここで終えるわけにはいかないので、再開しますがどうも身体が言うことを聞かない。

脚はまだ元気なんだけど、きつい。苦しい。

熱中症も疑ったけど、そこまで暑くないし、二等兵スタイルのキャップだし、日焼け止め塗ってるし(←関係ない)。水分補給も抜かりない。

この辺りのラップを見ると7分/km

中盤戦に差し掛かったばかりでこのペースが出てしまったことにショックでしたね。この頃考えてたのは何よりも46kmの大エイド(着替えやゼリーなど事前に自分で準備したドロップバッグがある)にたどり着いて着替えてすっきりして、少し休んでリフレッシュすること。 そうすれば状況も変わるのではないかと淡い期待をいだいて。

この辺りの1キロ1キロが本当に辛くて。先ほどの淡い期待は瞬時に消え失せて

「大エイドでリタイア」

の思いが濃厚になってきました。

そもそもサブ10がしたくて(サブ10したって言いたくてw)エントリーしたようなものなので、それが無理なら残り50km以上ジョグしてもみ意味ない、みたいに自分を納得させて。

足を引き摺るように大エイドに到着。ドロップバッグを受け取ったそのあしで運営の人のところに行き

私:「すいません。リタイアしたいんですが」

運営:「ではここでお待ちください。バスは2時間後に出発します」

私:「2時間??」。

運営:「関門通過できなかった人の収容車なんです」

そんなこと言われてももはや走る気ありません。素直に2時間待つ覚悟でゆっくり着替えをして(とは言ってもランパン・ランシャツ)、ボディタオルですっきりして、エアサロンパスして、エイドの卵焼きとか食べたりしてたら

「あれ?走れるかも??」

考えてみればここから10kmは唯一の周回エリアでこの大エイドをスタートして10km走りまたここに戻ってくることなります。

ならば10kmジョグしてみて戻ってきてもまだ収容車は出発前と言うことになる。なら、10km限定のつもりで走ってみてもいいかもと、思い直しカフェインを摂取してスタートすることにしました。

 

一旦ここまで