【レースレポ】赤羽トライアル[後編]

2日のランオフを経て久しぶりに走ってきました。
目標のサブスリーをやったら走らなくなるのかなって心配も少しあったのですが、
どうやら心配無用。やはり気持ち良い。

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気持ちいいので久しぶりに投げてみた




そして
業務連絡!

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音ちゃん、ゴメン

手袋ありましたwww

 

 

事務所のソファの上、クッションの影に隠れる様にしているところを発見。そういえば自転車で会社行った時にこれして行って、その時置きっぱなしにしたのでした。。
みなさん、ご心配おかけしました〜



レポ、続きいきます!

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スタート〜10km

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スタートラインすぐ後ろに陣取りスタート。
初めに端数を含む2.195 kmを消化するために1.1kmほどで折り返してスタート地点に戻り、あとは2.5kmをひたすら往復します。
はじめの1キロはサブスリーペースぴったりの4:15。できれば直後は落ち着いて走りたいと思っていたので、オーバーペースにならず、むしろゆっくりめで入れたので助かりました。
少し寒かったので腕の動きを大きめにして身体を温めながら走る。
takawonさんを先頭に、ワタシとりるさんの他に7〜8人が集団を形成、コースは広い(というか参加者が少ないw)ので集団走でもストレスはない。
基本、集団の中で盛り上がることもなく、皆淡々と進む。
早速りるさんのエロサーチにかかった女性ランナーがいたらしく『周回も楽しみよのぅ』的なエロい冗談で和ませてもらったのはよかったが、その女性ランナーがワタシのすぐ後ろを走ってる方とエールを交わしてるのをはっきり聞いてしまい、その事をこの密な集団の中でどうやってりるさんに伝えるか一瞬悩むが忘れることにした。
あとはりるさんもそのことに気付いて黙ってくれろ、と願うのみ。
このように苦しいレースでも小さな楽しみを貪欲に見つけるりるさんの姿勢を見習いたいと思いました。

11km〜20km

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少し薄日はさしてきたけど以前身体は冷たい。
発汗もないので給水もスキップしがちになる。
3回めの折り返しで給水取るも、飲む前にほとんどこぼしてしまった。相変わらず止まらないで給水するのは難しい。
まあ、2.5kmごとに給水所があるのでドンマイ。
15km地点でカフェイン摂取、20km手前でジェル(WINZONE)摂取。
手がかじかんでしまってどちらも摂取に苦労する。
WINZONEは初めてだったのですが、味も口触りも良い。
水っぽさとゼリーっぽさのバランスがぴったりでした。
補給の際、最近意識しているのは、
まず、手袋を外す。 →そのまま走る。 →ジェルを取り出す。 →しばらく走る。→開ける。→ しばらく走る。 →飲む。→しばらく走る。 →飲む。
の様に、動きを分化して行うこと。
一度に全てを行うよりも走りへの影響は軽減できる様になったと思う。
サブ250狙いのHighさんともスライドのたびにエールを交換。
まだまだ余裕そうだ。
一度はHighさん、ではない影武者Highランナーにエールを送ってしまった。ハハ。

21km〜30km

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takawonさんのペースは依然安定している。
ガーミンも見たり見なかったり、ひたすら走りに集中できるのはありがたい。
ハーフを超える。
takawonさんが、「残り半分しかないよ!」とポジティヴな声がけ。
そうそう、残りたった21km。 心肺も脚も、まだまだ健在。
でも調子に乗るなよ!
と自制しつつも、強気で行け!
とも微妙なバランスをキープ。 27km付近でカフェイン、30km付近でジェル摂取。
2回目のジェルはこれも初投入の「KODA(コーラ)」。
またもや手がかじかんで細かい作業ができず仕方ないので口でワイルドに開封するも、 こぼれて手がベトベトになる。
貧乏性?というか貧乏のワタシはジェルは最後の一滴まで残したくない性格なので、 ペヤングのソース同様、絞り出すようにしてからゴミ箱に捨ててたんだけど、思い起こせばこの作業で必ずジェルが手とかシャツに着いて不快な思いをしていた。
なので、今回はこのもったいないとは思いつつ、無理なく2、3口チュルッとやって捨てる方式にしてみた。
2.5kmごとのターンも慣れてきた。 いや、正直Stop and Goはツライけど、これがレースの唯一のスパイスともいえる。
それに5kmごとにZunzuman さんの応援が待ってると思えば悪いばかりでもない。
それにズンさんだけでなく、ちょっとカワイイ感じの娘も応援してるぞ!!誰だアレ←Highさんの嫁ちゃんとその姉ちゃん

早くもこの区間で1回目のカフェインが効いてる感じがする。
追加摂取で後半も期待できるぞ!

31km〜40km

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平均ラップは4:12とか4:13あたりを刻んでいて、多少バッファありそうだけど、どれくらいあるのか計算はしない(というかできない)。

正直いうと、takawonさんが4:12で行くと事前にブログで宣言した時は、ついていって大丈夫だろうかと悩んだ。

4:12はキツイ。
ワタシにとってその時の調子に左右される分水嶺がこの辺りのペース。
しかしこれまでのところ、このペースが吉と出ているのは明らかで、脚も呼吸もまだ残っている。
お互いに今回のレースで初サブスリーを狙うりるさんの呼吸は15kmくらいずっとキツそうだが、これが彼のスタイル。
ターンの度に少し遅れるがすぐ着いてくる。
お互いにガンバー!とかファイトー!とか、大声で叫びながら走る。
楽しい。
いや苦しいけど、楽しい。
集中集中集中!

「はい、あと10kmしかないよ〜!!」とtakawonさん。

もう何も補給する必要はないというのもいい。
余計な心配は何もない。
あとは走るだけ。
残り5km地点、折り返してzunさんの「ラストラスト!!頑張れ!」の声援を力に必死で脚を動かす。
「ナコラマさんは強い!」
「強気でいきましょう!」takawonさんが振り向きながらかけてくれる声が力になる。

takawonさんってパッと見、強面なんだけど、走ってる時は菩薩の様な穏やかな顔になるんですよね〜。不思議な人だなあ。

りるさんの足音が遠ざかってしまった。
集団を形成していた他のランナーも皆散り散りに。
「残り2.5kmの折り返しでりるさんを待ちます!ナコラマさんは大丈夫、先に行ってください!」
そうです。takawonさんとのランデブーもここで終了。
残り2.5kmは一人旅。
恥ずかしい走りはできないぞ。

41km〜ゴール

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takawonさんの声援に見送られ最後のターンを終えて、ロングスパート!のつもりで最後の力を振り絞る。
が、Garminを見たら全然スピードに乗っていない。
というか急に向かい風を感じる様になって初めてtakawonさんがこれまで風よけになってくれてたのだと知る。

あと少し。
りるさんと最後のスライド、キツそうだけど、そんなにペースが落ちてる様子ではないし、しっかりしている。
とにかく大声でお互いにエール。
電車の鉄橋が遠くに見える。
あそこまで行けばあと200mくらいのはず。

Garmin見てももうどの数字も認識できない。
でも最後のラップを知らせるアラームはだいぶん前になったはず。

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©ズンスポーツ


ようやく鉄橋下。ゴールが見えてきた。
フォームとかもう、どうでも良い。
時計が2時間台であることを願ってゴール版を越えるのと同時にGarminを止めてゴール!!!




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【番外編】に続く。かも。