【レースレポ】多摩サブフルマラソン2021

ランオフを挟んで今朝はいつものEペース10km。
身体のどこにも違和感はないので一安心。

速報でお気づきの人もいるかと思いますが、Garminでの距離42kmジャスト。
195mをどう捉えるかですが、時間にしたら60秒くらいは違うんですかね? ワタシとしては全然許容できる範囲ですが、
気になる人はゴール後200m、追加でちゃんと走ってました。

20年以上このコースを使って練習している主催者によると
最近特にGPSでの距離が短くなったと言われること、
クラブ設立当時にGPSではなくて 路面をコロコロ転がす計測器で測っているので距離には自信を持っていることの説明がありました。

けんちゃんさんや、ちょびさんが参加した
800mも誤差が出てしまうレースは論外ですが(オフィシャルは再測定の結果、計測に間違いはないと発表) どのレースでもGPSとの違いは多少は出てしまい、
PBを狙っているランナーにとってはモヤモヤしてしまいますよね。

ワタシの場合、距離は信頼しているものの
Garminにフルマラソンの自己ベストとして記録できないのか悔しかったりします。。(200m走っておけばよかったな←今ならなんでも言える)

ちなみに同じコースを2020年大会で走った際のGarminは42.2km!!
気象その他条件(飛行機の進路とか?)でそれくらいは変わってしまうものなんですね。

なので前置き長くなりましたが、
今回のレポ「31秒足りなかった男w」として記録させてください。

ラップはこちら!

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スタート前

7時起床。 スタート2時間前の 8時にモルテン320飲みながら餅3個。
9時過ぎに会場到着、受付を済ませて、着替えてアップ。 あっという間に整列時間になって結局ドタバタになる。
4分15組は大体15人くらい。 天気予報では寒波到来とか言っていたので、 ゲーターとアームカバー&手袋は用意して行ったのに、
寒くないのでFinetrackのアミアミの上に、水戸 Tで。
10分ほど待ってから号砲(ホイッスル)!

スタート〜5km

二日ランオフしてるので脚は軽い。
それにしても415ペースが楽ちんなので気になってGarminを見て、
オートラップがオフのまま、だってことに気づく。 そのGarmin上では416とか417も見えたりしたけど、
その辺りは逆に願ったり。

コースはこんな感じ。

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5km〜10km

基本、フラット。 だけど河川敷名物のZ字型の坂が2箇所、
+改修中の箇所の迂回路にあたる 短い激坂1箇所が難所。
特に改修中の迂回路は距離にして2〜30mだけど勾配がエグい。
「後半やだな〜」なんて思いながらもまだまだ元気にクリアして、
スタート地点に戻って10km完。

10km〜15km

それにしてもペースが上がってこないけど大丈夫なのかな?って
少し心配になるも、積極的に引っ張るほど余裕もないのでキープ。
平均ラップは417。
この大会。 大会といっても地元のランニングクラブ、その名も 「多摩川サブスリーをめざす会」の練習の一環として開催、
過去にサブフルマラソンに参加した人にメールで案内を送り、
一部、外部からのランナーを募集する、というもの。
で、ワタシは40人ほどの外部ランナーのひとり。
他の80人くらいはメンバー同士なので、折り返しのたびにスライドする
別のペースの集団と「ウェーイ」とかのやりとりに
どさくさに紛れて参加するのが楽しい。

15km〜20km

コーダというジェルを摂取。
むせる。 いろんなジェル試してきたけど どれもむせる。
むせるものなんですかね?ジェルって。
しばらく口の中をねちょねちょさせながら給水ポイントを待つ。
味は良いです。

20km〜25km

20kmを過ぎて、ペーサーさん、ガーって前にいっちゃった(笑)
そういえば、整列している時「、、、20kmまでは、、、」 的なことを言っていたような。
そして、4人が取り残された。
これまでの平均ラップは416、
いい感じ!この流れで後半上げて行こう!

26km〜30km

4人の集団に、どこからか(多分後ろから)ペースを上げてやってきた猛者も加わり、
集団は流動的になってきてカオス、
ちょっとよくわかんないんですけど、落ち着いてー!的になる。

一つ前の小集団がサブスリー安全圏な気もするが、
あ、結構脚にきてるのか、出力上げてるつもりがペースは変わらない。
困る。
焦る。
ここからが勝負!
粘れ俺!

30km〜35km

カフェイン入りモルテンジェル(最後の賞味期限切れ)を摂取!
しかし、硬過ぎてなかなか飲み込めない。

本来、今回のレースの目標は 30kmをレースペースで走ったあとの 余裕度をみることでした。
そういう意味でいうと、
「少しキツいけどまだ走り足りない」
「ペースを上げるほどの余裕はない」
というあたりで結局余裕はあるような、無いような(笑) ここでペースダウンしてもいいけど、
落としてモチベーションを無くした状態で走るのも辛そうなので、行けるところまで行くことに。
まとまった4人ほどのグループを引っ張ってくれてる人が
「ここ辛いけどみんなでゴールしよう!」と声掛け。
「おー!」と返事したのはワタシだけでしたが、
こういうのにチカラもらえる単純な性格のジブンに感謝。
チカラもらった割にズルズル落ちていったのもこの辺り。
目の前を走っていた人が突如リタイアし、心を持っていかれそうになる。

いよいよ単独走の様相になって最後の折り返しへ向かう。

35km〜ゴール

最後の給水はもはや手を伸ばすこともできずにスルー。
半分ほど摂取したまま手に持って走り続けたカフェイン入りモルテンをようやく捨てるも ゴミ箱に入んなかったな。

後ろからビルドアップ気味に入ってきているランナーにガンガン抜かれる。
抜かれぎわのガンバーの声が嬉しいも
でももう無理です。 もうペースとかどうでもいい、
早く終わって欲しいだけ。
そんな気持ちがペースにもちゃんと現れてそれが38kmあたりかな。
呼吸も辛い。 脚も悲鳴をあげてる。 あれ?ちょっとうんちしたいのかな?
大丈夫かな?これ錯覚?とか混乱してしてきた。
疲れてくると左脚が右くるぶしを蹴るんだけどやめてください。
お願いしますよ。こけますまじで。

歩かないだけ立派、 とか、サブスリー目指すランナーにあるまじき自己肯定。

最後の激坂、迂回路をのほって残り2km!

もう完全に諦めてたはずなのにGarminには2時間51分○○秒?もうよく見えないけど、
働かなくなった頭で計算するとなんか必死になればまだワンチャンあるのか??
くらいの曖昧な答えが弾き出され
そこから最後のチカラがどこからか湧き出て。

走りなれたMy閾値走コースを必死で走る、無我。
ゴールしたひとやスタッフの人が声援にほとんど叫んで応える! 気持ちいい! 最後の直線200mはほとんど絶叫!
ゴールテープで迎えられるのは、悦びだ!
両手を挙げてゴール! 大迫のイメージで。

振り返り

レース後2日経って、 PBで嬉しい思いは消え失せ、 逆にサブスリーできなかった悔しさが増してますかね。
あの区間で10秒、、とか、
あそこで5秒、、とか、
最後に、、、とか、
タラレバばかりで。
でも、それぞれの区間で持てるものの全てを出したのは自分がよくわかっているので、
これからはその「持ち物」を増やしていく以外にないと腹を括りました。
とは言っても一朝一夕には増えないのもわかっていて。

およそ40日後に迫った愛媛マラソンまでできることといえば、

まずは故障しないこと、
正月に食べ過ぎないこと、
くらいか(笑)

あとはGarminの設定をスタート前に見直す。これだいじですね。

参加賞

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参加費¥1,000でお土産もらえる

 

以上、レポおしまい。