しまだ大井川マラソンレビュー<後編>

スタートからゴールまで一気に行きます!

 

スタート~5km

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スタートロスは3分半ほど。

渋滞も多少はあるが、はやる気持ちを抑えるのには丁度いい混み具合。

キラさんもCブロックのはずなので、サングラス越しにキョロキョロ探して見たりする余裕もまだまだあった。

地元の方の声援を受け、しばらく行くとしまだが誇るマラソン専用ロード「リバティ」。

ここからゴールまで、大井川を走る。

 

km~折り返し(21km地点) 

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フラットなコースと銘打ってはいるが、これは細かい起伏はない、と解釈した方がよく、この区間は一貫した下り。

体も温まり、脚運びもスムーズ。ましてや下りなのでついついスピードが出てしまう。

ふとGARMINを見ると時折 キロ4分50とか、ありえないスピードになっていて慌ててペースを落としたり。

レース中に自戒できるようになったのは大人になってよかったと思うことの一つです。

途中キラさんの友達さんを見つけしばし並走したり、疾走するnaoさんのハイタッチを受けそびれたり、遠くからでも気迫を感じるたまおさんとすれ違ったり。後半に向け、再び気合いを入れる。

補給用の糖質(マルトデキストリン)も注入。

日差しもさほど気にならず、風も穏やかだった(気がする)ので、気持ちよく走って折り返し。

 

 

折り返し~33キロ地点(大エイド) 

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ここから一転して登り。とは言っても目に見えるほどの坂があるわけではない。

そういう意味でラクなのだが、その分、気持ちの切り替えが難しかったかな。

折り返してしばらく走りGARMINを見ると、折り返し前よりも明らかにペースが落ちてるのを見て慌てたり。

すると心拍が辛くなってペースダウンしたりの繰り返し。余計な体力を使ってしまったかなあ。

レースプランを明確にしておかないと結局現場であたふたするという格言を実感。

スライドでサブ4のペーサーを確認。よほどのことがない限りサブ4は行ける!と確信したのでした。

このあたりでキラさんとすれ違っているはずなのですが気づかず、ひろちゃんさんにも気づかず、てくさんを追い越したらしいのですがまたも気づかず。

新参者として失格です。

すれ違い際のハイタッチ、並走でのエールの交換とかやりたかった!

しかし、まさかまさかのkojiさんです!

沿道から「ナコラマさん!」の声。

一瞬なんでkojiさん、ここに?と限界に刻々と近ずく意識が出した結論が、「え?もうゴールした?」。

いくらkojiさんが俊足でもこの時点で2時間30分くらい。

そんなはずはないと考え直し、「あ、そういえばDNFもあるかもって言ってた」。と気づくに至る。

Kojiさん、中途半端なリアクションですいませんでした!。

 

大エイド以降はペースアップだないやいや最後の折り返しから勝負残り2kmは上げていきたい最後の195mは力を出し切りたいとにかく歩かないようにしよう

だいたいこんな思考の流れを経ていよいよ大エイド。

 

チキンラーメン食べたかったのだが、ダメでした。

ここで足を止めてはもう走ることはできないだろうとこの時点で悟っていました。

だってその横がゴール地点なんですから。

心肺も脚も限界のこの地点でのこの大エイドはしまだの大トラップですね。

なのでエイドとは逆の一番遠い場所を脇目も振らず走り抜ける。

 

折り返し手前でnaoさんとスライド。

表情は厳しそうだが、足取りはしっかりされている。

気迫の走りにエネルギーをもらいいよいよ折り返し。

 

 

折り返し(38km地点)~ゴール 

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毎度のことだけどこの頃になると、歩きたい自分と、ペースをあげたい自分の戦いが勢いを増してくる。

「何やってんだ俺」って100回くらい思う。

でもあと4km。この距離はいつものなれ親しんだ多摩川の橋から橋までの距離。

「あと、あの距離で終わる」。

そう考えて思い足を必死に動かし続けます。

 

そしてここでも再び沿道から「ナコラマさん!」の声援。

kojiさん!

今回はしかとそのエール、ガチ受けしパワーチャージ。

残り2kmを走りきるエネルギーをいただきました。

 

ゴールが近づくにつれ、沿道の声援も大きくなる。

もう、足も心肺もなんとかなる。

空も綺麗で風も心地よい。

10分前の気持ちとは一転、「走ってよかった」。

そんな気持ちを胸にゴール!

 

大きい柄杓で水を頭からかぶる。

記録証をもらいPB更新を確認。

芝生に寝転がり空を見る。

本当に気持ちいいしまだの日曜日。

 

そして今回はこの気持ちを共有できるはてブロの面々がいる。

 

「マラソン楽しい」。

シンプルにその想いがますます強くなるしまだ大井川マラソンでした。

 

 

長文、最後まで読んでくださりありがとうございます!