函館マラソン以降、痛む左膝のケアもあってランオフを続けていたのだが、
昨夜ようやくクロストレーナー@エニタイムでトレーニングリスタート。
次回は10月28日しまだ大井川マラソンinリバティ。
十分なトレーニングを積めたとは言い難いのに、函館でサブフォー達成はなぜ成し得たのか。いくつか仮説を。
- トレーニング期間
走れない時の補助的トレーニング
4月22日の佐渡トキマラソンを満身創痍で終えて、痛むところは多々あれど1週間後には函館に向けトレーニング始動。8週間でじっくり仕上げて今度こそ目標達成と鼻息も荒かったな。
もともと痛めがちだった右膝に加えて、左膝も痛み出したのはこの頃。
2〜3日休んで、走り、また痛めて休むのサイクルが多くなり思い通りに走れないもどかしさもありながらも、腐ることなくトレッドミルやクロストレーナー、体感トレーニングなどに励む。
スピード系トレーニングもロング走もできないまま、ひたすらEペース+Mペースでトレッドミルのベルトを回すのは苦行ではあったがこのトレーニングが当日活きてきたと思っている。
- 前日〜スタート
リラックスできる環境を作る
普段アラームをセットして起きる習慣がないからか、ゴルフやマラソンなどでそうせざるを得ない時は緊張する。その緊張で眠れなかったりもする。
今回はアラームセットしながらも気持ちよく寝れたのは結果に大きく貢献したと思う。
そして天気。前日まで東京は蒸し暑さも加わり6月だというのに真夏日。
函館も甘くない!と聞かされていたが、最高気温21度の過ごしやすさで実に過ごしやすく東京での疲れが取れたのは大きかった。
当日朝は2時間前の7時におにぎり2個、アミノ酸、マルトデキストリンのゼリーを摂取。レース1時間前に事前送付のゼッケンに同封されていたENEMOCI(エネもち)注入。これが旨かった。
- レース中
「ペースを一定に」を意識する。辛いときにもう一踏ん張りする。
目標はサブフォー。
「調子が良さそうならそれ以上も」。とは絶対考えないと誓って走る。
要所要所でガーミンを確認し、オーバーペースがあれば、意識的にスローダウン。
いつもはこのスローダウンができず、沈没してた気がする。なんか勿体無い気がして。。。
スローダウンすると心肺が楽になりオーバーヒート気味だった思考もクールダウン。フォームを意識して走り続けることができた結果、最後まで大きな筋肉の痛みもなく走り続けることができた要因かもしれない。
これまでのレースではあまりなかったが、今回初めて周りのランナーに「引っ張ってもらう」走りができた。
36〜37キロ、エイドで一旦足を止めたその後、急激に疲れが足にきて大幅にペースダウン。またか。。。と諦めかけるも周りにはこれまでの長い道中、同じペースを刻んで走ってきた面々が苦しみながらも相変わらずのペースで追い越していくのをみて、「なんとかできるところまで付いて行こう。それでダメならしょうがない」と割り切って、彼らの姿を必死で追ううちにペースが回復。こういうこと、あるんですね。
- まとめ
函館のためにできたロング走は最長28kmが一回のみ。
それも膝を痛めてのリタイアだっただけに心配も多かった。
これ以上のタイムを狙うにはまた違うトレーニングが必要なんだと思うけど、個人的な印象としてはEペース+Mペースで心筋を鍛えしっかり持久力をつけたことが大きな要因になった気がする。
とは言っても現在、この記録以上で走れる気がしないのも事実。
10月28日のしまだ大井マラソンに向け、トレーニングのギアを一段上げて行こうと思う。